メニュー

注目製品・技術紹介

プラスチック用難燃剤

ハロゲンフリーで環境に配慮
プラスチック用難燃剤

ハロゲンを含まない環境性と火災時の安全性を追求

一般にプラスチックは燃えやすいため、防災上の理由から難燃性が要求される用途があります。難燃性を向上させるためにハロゲンを含む難燃剤が添加されたり、ハロゲンを含むプラスチックが使用されたりしていますが、ハロゲン系の難燃剤は燃焼時に非常に多くの煙を発生します。ADEKAは環境への配慮および火災時の人的被害を減らす目的から、ハロゲンを含まず、一酸化炭素や煙の発生の少ない新しい難燃剤「アデカスタブ FPシリーズ」を開発しました。

燃焼サイクルの模式図

機能性材料分野で世界初となるUL Verified Markを取得

機能性材料分野で世界初となるUL Verified Markを取得

このユニークで高い安全性を示す難燃剤「アデカスタブ FP-2000シリーズ」の性能が、世界で認められ始めています。米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:米国イリノイ州ノースブルック、以下UL社)から、機能性材料(パフォーマンスマテリアルズ)の分野で世界初となるVerified Mark(右図)が発行されました。
Verified Markは、UL社が独立性を保持する第三者として科学的な検証を行い、客観的に認められた性能に対して発行されるマークです。FP-2000シリーズと汎用的な難燃剤である臭素系難燃剤について、同等の難燃性能(UL-94V試験(1.6mm厚)でV-0)を示すよう処方した2種類のPP(ポリプロピレン)のサンプルで燃焼挙動を比較し、煙と一酸化炭素の発生量について測定・検証を行った結果、FP-2000シリーズを添加したPPサンプルは、臭素系難燃剤を添加したPPに比べ「99%の発煙ならびに89%の一酸化炭素排出量が低減」されることが確認されました。燃焼した際にも煙や一酸化炭素を発生させずに炎を消すことにより、火災時の安全性が大きく高まることが期待されています。詳細につきましてはこちらをご参照下さい。

燃焼の様子の違い(コーンカロリーメーター試験、ISO5660準拠)

アデカスタブ FP-2000シリーズ
を添加したポリプロピレン

臭素(ハロゲン)系難燃剤
を添加したポリプロピレン

環境対応が求められる難燃プラスチック材料

家電製品やOA機器、建材、自動車材料など、難燃プラスチック材料は身の回りの様々な用途に活用されています。
この難燃プラスチック材料の代表格は臭素系難燃剤を添加したプラスチックと“塩ビ”と呼ばれる塩化ビニル樹脂です。これらはともに臭素や塩素といったハロゲンを含む材料であり、臭素系難燃剤の一部は焼却の際に、有毒なダイオキシンを生成するため、使用が禁止されているものもあります。また塩ビは焼却の際に有害物質の生成が懸念されています。
こうした背景から、一部パソコンメーカーや環境団体はこれらの使用禁止を訴えるなど、ハロゲン系材料の忌避は特に先進国において大きな流れとなりつつあります。
当社のイントメッセント系、難燃剤「アデカスタブ FP-2000シリーズ」は現在、ハロゲンを含まない難燃剤として採用が進んでいますが、燃焼時に煙を発生させないことも大きな特徴の1つです。火災安全性をより多くの人々に理解してもらい、社会貢献できるよう、努めていきます。

CONTACT

化学品に関するお問い合わせは、
フォームまたは電話・FAXにて承ります。

ページトップへ