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注目製品・技術紹介

プラスチック用永久帯電防止剤

あらゆる静電気トラブルを解決
プラスチック用永久帯電防止剤(アデカスタブ AS-300シリーズ)

色調に優れ、幅広い用途に適用可能

アデカスタブ AS-300シリーズの外観
アデカスタブ AS-300シリーズの外観

アデカスタブAS-300シリーズは高分子型の永久帯電防止剤であり、ポリオレフィン系やスチレン系樹脂など様々なプラスチックに対して、半永久的に高い帯電防止性を発揮します。永久帯電防止剤の特徴を活かし、自動車内装や家電製品、フレコン内袋、溶剤搬送用コンテナ、液晶モジュールの搬送トレイ、電子部品包装材料などの幅広い用途に用いられ、ほこりの付着による衛生面の悪化や電化製品の誤作動、電気回路の破壊などを防ぐことができます。
アデカスタブAS-300シリーズは従来の永久帯電防止剤よりも黄色度が低いため、顔料を用いた成形品の調色が容易です。また、いずれも融点が90~100℃であるため、低温での成形加工が可能です。さらに、1wt%重量減少温度が290℃を超えていることから、多くの樹脂で分解することなく成形加工ができます。

物性表

アデカスタブAS-301E アデカスタブAS-302
外観 白〜淡黄色ペレット 白~淡黄色ペレット
融点(DSC) [℃] 約92 約100
1%重量減少温度
(TGA, 窒素雰囲気下) [℃]
>300 >290
表面抵抗率
(25℃, 50%R.H.)[Ω/sq]
107 106

ほこり付着防止効果の様子

効果の即効性と長期にわたる持続性

界面活性剤に代表される一次帯電防止剤は最も一般的な帯電防止剤ですが、表面に移行し大気中の水分を吸着することで帯電防止性を発揮するため、成形直後には帯電防止効果が発現できないことや拭き取りにより性能が持続しないことが問題となっています。
一次帯電防止剤と比べてアデカスタブAS-300シリーズを添加したプラスチックは成形直後から表面抵抗率を下げることができ、水拭きしても性能への影響はありません。

帯電防止性の変化

図 帯電防止性能の変化

静電気の抑制レベルを容易に制御

アデカスタブAS-300シリーズは添加量を調整することで、用途に応じて表面抵抗率を容易に制御することができます。
通常、ほこり付着防止用途には5~10wt%の添加、静電気スパーク防止用途には10~20wt%の添加を推奨しています。

アデカスタブAS-301Eを添加したポリプロピレンの帯電防止性

図 アデカスタブAS-301Eを添加したポリプロピレンの帯電防止性

アデカスタブAS-302を添加したスチレン系樹脂の帯電防止性

図 アデカスタブAS-302を添加したスチレン系樹脂の帯電防止性

加工方法を選ばない優れた分散性

アデカスタブAS-300シリーズは樹脂の分散性に優れるため加工方法を選ばず、安定した帯電防止性能を付与できます。

アデカスタブAS-302を添加したABSにおける加工方法の影響

図 アデカスタブAS-302を添加したABSにおける加工方法の影響

適用樹脂一覧

ポリオレフィン
(PP, PEなど)
スチレン系
(ABS, HIPSなど)
エンジニアリングプラスチック
(PCアロイ, ポリエステル, POM, ポリアミドなど)
アデカスタブ
AS-301E
++ +
アデカスタブ
AS-302
++ ++
++: 最適 +: 一部適用可能

※上記以外の樹脂や用途に関しましても、お気軽にお問い合わせください。

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