ADEKAグループ経営体系
ADEKAグループは、『新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す』『世界とともに生きる』という経営理念のもと、創立から100年以上の間、価値ある“素財”の提供を通じて、世の中の豊かなくらしに貢献してきました。
外部環境が変化していくなかで、改めて経営理念に立ち返り、ADEKAグループ「CSR基本方針」に基づき、中期経営計画『ADX 2023』を策定しました。

ありたい姿『ADEKA VISION 2030』

ADEKAグループが2030年に経営理念を実現するためのありたい姿『ADEKA VISION 2030~持続可能な社会と豊かなくらしに貢献するInnovative Company ~』を設定しました。
2030年は、SDGs(持続可能な開発目標)の解決を目指す年です。ADEKAグループは、SDGsの達成をにらみ、幅広い事業を世界中で展開し革新的な技術で世界をリードすることで、持続可能な社会と人々の豊かなくらしに貢献する企業でありたいと考えています。
中期経営計画『ADX 2023』(2021〜2023年度)
中期経営計画『ADX 2023』(2021〜2023年度)経営指標
財務指標 (2023年度) |
営業利益 | 350億円 (売上高 3,800億円) |
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ROE | 9% | |
設備投資額 | 500億円(3カ年) | |
配当方針 (配当性向) |
30%以上 (適切な還元を総合的に勘案し、安定配当の維持を基本とする) |
名 称
ADX 2023(読み方:あでっくす にせんにじゅうさん)
持続的な成長に向けたADEKAの変革する意志を、「ADEKA Transformation」と表し、名称を造語で表現しました。
2030年のありたい姿である『ADEKA VISION 2030~持続可能な社会と豊かなくらしに貢献するInnovative Company ~』の実現に向けたファーストステージであり、利益を重視し、足腰の強い企業体質に変わる3年間と位置付けています。さらに、『ADX 2023』の実行を通じて自らを変革し、新しい社会環境へ対応することを目指します。
基本方針
新しい社会環境に対応する経営基盤へ変革し、利益を重視した持続的な成長を目指す
持続可能な社会の実現に向けて製品・サービスの提供を通じ、社会的課題の解決に取り組み、売上・利益を最大化していきます。長期的視野で持続的に成長できる収益構造を構築し、社会価値と経済価値を追求することで、企業価値の向上を図ります。

基本戦略
カーボンニュートラルをはじめとする新しい社会環境に対応するために、“ADEKAは変わります”。
社会価値と経済価値を最大化させるべく、収益構造の変革、新規事業領域の拡大による持続的な成長、グループ経営基盤の強化を進めます。加えて、基本戦略遂行を支える基盤として、人財戦略、DX戦略を進めます。
収益構造の変革
SDGsの達成に貢献していくため、樹脂添加剤・化学品・食品・ライフサイエンスの各事業における戦略製品にADEKAグループ「環境貢献製品」を組み入れ、社会価値と経済価値の双方を追求します。また、事業活動全体で生産性向上を進め、トータルコストの最適化を図ります。
新規事業領域の拡大による持続的な成長
成長ドライバーとして「ライフサイエンス」「環境」「エネルギー」「次世代ICT」分野をターゲットとし、事業化を推進します。
加えてM&Aによるポートフォリオの拡充と最適化を図ります。
グループ経営基盤の強化
ADEKAグループの求心力を高めるべく、グループガバナンスを一層強化するとともに健全な財務基盤の構築により足腰の強い企業を目指します。また、同時に新しい働き方の追求にも取り組んでまいります。
【訂正】(2021年6月4日更新)
中期経営計画『ADX 2023』説明資料 37ページ
訂正前)31年連続減配なし 訂正後)12年連続減配なし