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研究開発

機能化学品開発研究所

機能化学品開発研究所について

ADEKAの基盤技術である界面制御技術を活かし、水系コーティング材料、化粧品原料、潤滑油添加剤などの研究開発に取り組んでいます。近年は環境に配慮した製品開発に注力し、水系塗料や粘着剤向けの反応性乳化剤、塗料添加剤、水系樹脂などのコーティング材料を開発しています。また、創業初期から研究している界面活性剤の技術力を活かし、ゲル化剤やグリコール系保湿剤などの特徴ある化粧品素材を開発中です。エンジンオイル向け潤滑油添加剤は、評価試験設備を充実させ、年々強化される各国の環境規制に対応した開発を行っています。

主な研究内容

水系コーティング材料

人にも環境にも優しい水系コーティング材料の研究開発に取り組んでいます。有機溶剤の使用削減に貢献する水系樹脂や、コーティングの高機能化に寄与する反応性乳化剤など、界面制御技術とノウハウを生かし、多岐にわたる用途に応じたエコフレンドリーな製品開発に注力しています。


化粧品原料

高い安全性と長期保存性が求められる化粧品分野において、長年培った技術力を活かし低刺激性の保湿剤や、高い弾力性を付与するゲル化剤など、独自性のある高機能な化粧品原料の研究開発に取り組んでいます。近年では業界のトレンドを意識した、天然由来製品の品種拡充を進めています。

注目製品機能付与型化粧品原料

潤滑油添加剤・船舶用燃料添加剤

カーボンニュートラルへの対応が求められる自動車やその他機械産業へ向けて、多様化する技術ニーズに対応する潤滑油添加剤の研究開発を行っています。燃費向上およびCO2排出量削減のため、国内で多くの乗用車で使用されているエンジンオイル用潤滑油添加剤は海外での需要も高まっており、地域・顧客のニーズに合わせた市場開拓を進めています。また、海運産業でも環境負荷低減が強く求められ、2020年から低硫黄燃料油が普及し始めました。この燃料の使用に伴う各種トラブルに対応可能な船舶用燃料添加剤の開発も進めています。

注目製品潤滑油添加剤

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