低ハロゲン化による環境対応
低塩素エポキシ樹脂
エポキシ樹脂の低ハロゲン化を確立
プリント基板中には、接着剤・封止剤用途としてエポキシ樹脂が使用されています。エポキシ樹脂中に含まれる塩素不純物が、プリント基板の配線を腐食させたり、燃焼した際に有毒なガスを発生させたりする原因となるなどの問題があることが知られています。
プリント基板を実装する電機メーカー、自動車メーカーなどの環境問題への関心の高まりを受け、ADEKAではハロゲンフリーのトレンドに対応したエポキシ樹脂の開発を行っています。これまでにADEKA独自のエポキシ合成技術、低塩素化技術を駆使し、塩素不純物を極限まで低減化する技術を確立しました。
低塩素エポキシ樹脂
ADEKAでは、「低塩素エポキシ樹脂」として「特殊品」、「変性品」、「汎用品」、「希釈剤」の4製品群を展開しています。
「アデカレジン EP-4088シリーズ」は、低粘度で扱いやすいうえ、様々な基材に接着性を付与します。
「アデカレジン EP-4000シリーズ」は、硬化物へ柔軟性を付与します。その他、当社独自のエポキシ樹脂を豊富に取り揃え、お客様のニーズに対応しています。