酸化防止剤
アデカスタブ PEPシリーズ(ホスファイト系酸化防止剤)
性状の比重(25℃/25℃)、粘度(25℃)、融点は各々代表値を示す。以下同様。
食品接触用途認可の詳細(ポリマー種、添加量制限、用途制限など)につきましては当社研究所、または担当営業部署までお問い合わせください。
- ●ホスファイト系酸化防止剤ご使用上の注意
- ホスファイト系酸化防止剤は、加水分解しやすい性質を持っています。当社では、一部の製品には防湿ラミネート袋を使うなど、品質保持には万全を期しておりますが、開封後はすみやかにお使いください。
アデカスタブ PEP-8
|
性状 | 白色フレーク状 軟化点50-62℃ 分子量733 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (5)-1081 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
認可有り | ||
荷姿 | C/S 15kg |
||
特徴 | 優れた色調安定性を付与する。特に変色を起こしやすい樹脂に推奨される。 | ||
IUPAC | 3,9-Bis(octadecyloxy)-2,4,8,10-tetraoxa-3,9-diphosphaspiro[5.5]undecane |
アデカスタブ PEP-36
|
性状 | 白色粉末 融点234-240℃ 分子量633 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (5)-6060 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
認可有り | ||
荷姿 | B/G 20kg |
||
特徴 | 卓越した加工安定性を付与する高性能ホスファイト。高温成形や厳しい色調安定性が要求される用途に推奨される。 | ||
IUPAC | 3,9-Bis(2,6-di-tert-butyl-4-methylphenoxy)-2,4,8,10-tetraoxa-3,9-diphosphaspiro[5.5]undecane |
アデカスタブ HP-10
|
性状 | 白色粉末 融点146-152℃ 分子量583 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (4)-1724 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
認可有り | ||
荷姿 | C/S 15kg |
||
特徴 | 卓越した加工安定性を付与する高性能ホスファイト。ポリエチレン、エラストマーなどの低極性樹脂との相溶性に優れ、ブルームしにくい。 | ||
IUPAC | 2,2'-Methylenebis(4,6-di-tert-butylphenyl) 2-ethylhexyl phosphite |
アデカスタブ 2112 / アデカスタブ 2112RG
|
性状 | 白色粉末(RG:白色顆粒) 融点180-190℃ 分子量647 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (3)-3510 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
認可有り | ||
荷姿 | B/G 20kg |
||
特徴 | 汎用の固体ホスファイト。ホスファイト系酸化防止剤の中でも特に耐加水分解性に優れる。 | ||
IUPAC | Tris(2,4-ditert-butylphenyl) phosphite |
アデカスタブ 1178
|
性状 | 無色液体 比重0.986 粘度4,000mPa・s 分子量689 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (3)-2530 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
|||
荷姿 | C/N 17kg D/M 190kg |
||
特徴 | コストパフォーマンスに優れる液状のトリスノニルフェニルホスファイト。ポリオレフィン、ポリスチレン系樹脂、合成ゴムなどに推奨される。 | ||
IUPAC | Tris(nonylphenyl) phosphite |
アデカスタブ 1500
|
性状 | 無色液体 比重0.98 粘度1,200mPa・s 分子量1112 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (7)-1912 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
|||
荷姿 | C/N 17kg D/M 190kg |
||
特徴 | トリスノニルフェニルホスファイトと比べて効果が大きく、耐加水分解性に優れるホスファイト。 | ||
IUPAC | Tetra-C12-15-alkyl (propane-2,2-diylbis(4,1-phenylene)) bis(phosphite) |
アデカスタブ C
|
性状 | 無色液体 比重1.04 粘度10mPa・s 分子量346 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (3)-2525 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
|||
荷姿 | C/N 18kg D/M 200kg |
||
特徴 | 一般的なアルキルアリルホスファイト。ポリスチレン系樹脂、合成ゴムなどに推奨される。 | ||
IUPAC | 2-Ethylhexyl diphenyl phosphite |
アデカスタブ 135A
|
性状 | 無色液体 比重1.03 粘度15mPa・s 分子量375 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (3)-2535 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
|||
荷姿 | D/M 200kg |
||
特徴 | 一般的なアルキルアリルホスファイト。ポリスチレン系樹脂、合成ゴムなどに推奨される。 | ||
IUPAC | Isodecyl diphenyl phosphite |
アデカスタブ 3010
|
性状 | 無色液体 比重0.89 粘度20mPa・s 分子量503 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (2)-1894 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
|||
荷姿 | D/M 180kg |
||
特徴 | トリアルキルホスファイトで長期熱安定性、耐候性改善に優れた効果を示す。特に高温成形を要する用途に推奨される。 | ||
IUPAC | Triisodecyl phosphite |
アデカスタブ TPP
|
性状 | 無色液体 比重1.181 粘度18mPa・s 分子量310 |
|
---|---|---|---|
既存化学物質番号 | (3)-2501 | ||
食品接触用途認可 (日本) |
|||
荷姿 | C/N 18kg D/M 200kg |
||
特徴 | 一般的なアリルホスファイトで、色調安定性、長期熱安定性を付与する。ポリスチレン系樹脂、ポリウレタン、合成ゴムなどに推奨される。 | ||
IUPAC | Triphenyl phosphite |