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「おいしい」の要を握る仕事。
スピード感と柔軟性で、未知をカタチに。パンや洋菓子などに使用されるカスタードクリームやチョコクリームをはじめとするフラワーペースト製品の研究・開発を担当しています。使用用途に合わせた物性・品質、お客様から求められる風味の実現を目指し、原料の選定から配合設計を行うことが私の任務です。担当案件は、オリジナル商品の開発とお客様からの依頼案件の大きく2つ。基本的に複数のテーマを同時に並行して研究開発をしています。製品の設計から実験、現場導入、上市まで一貫して携われること、他部署との連携が不可欠であり、多くの人と関わりながら仕事ができることがこの仕事の特徴であり魅力だと思います。
自分の研究が実際に商品化する喜び。
チームワークも大きなモチベーションに。私が感じる仕事の醍醐味は、やはりADEKAの製品が身近なところで使用されていること。自分が手掛けた製品が使用されたパンやケーキなどを実際に店頭で見かけたときに、この仕事のやりがいを感じます。食品の組成は多成分系で複雑なものが多く、また肝心な「おいしさ」の基準も人によって違うため、一筋縄ではいきません。だからこそたくさんの試行錯誤と、部署内外の多くの人との協力を経て作り上げた製品が世に出たときの喜びはひとしおです。ADEKAは、チーム単位で製品の開発を行うことが多いため、みんなで一つのものを作り上げること、成果を分かち合えることがモチベーションにつながっています。
チャレンジすることを命題に、
「食」を通して世界を支えていく。「失敗を恐れないこと」と「常識にとらわれない発想をすること」の2つを意識して研究開発に取り組むようにしています。私が扱う原料や製品はやがて食品となるため「安全性」は絶対条件ですが、それを前提に常にチャレンジングな提案をしていきたいと思っています。そのために日頃から何事にもまず疑問を持つ姿勢と、興味のアンテナを広く張ることを心がけています。雑誌を読んだり話題の店に足を運んだりして、食のトレンドを五感で把握するのが私の情報収集のスタイルです。ADEKAは中間素材メーカーなので、商品として並ぶ店頭にはADEKAの名前は出ませんが、暮らしに不可欠な「食」を支えること、多くの人に「おいしい」幸せを届けられることに誇りを感じています。
大ヒット商品を生み出し、
世界に新たな「おいしい」を届けたい。世の中に大きな影響を与えるくらいの新たな技術や製品を開発して、世界に「おいしい」サプライズを提供することが私の夢です。今は国内市場をターゲットとした製品の研究・開発がメインですが、将来的には海外へとフィールドを広げて、自分のアイデアと経験を試したいです。
アイデアと人望あふれる、頼れる先輩。
先輩発案の新製品、楽しみにしています。先輩はとても優しく真面目。よく仕事の相談をするのですが、いつも親身になって、一緒により良い答えを探そうとしてくださいます。その人柄もあって部署内外の人望も厚く、チームをまとめながら仕事をスムーズに進めていく姿、とても尊敬しています。一歩後ろから、先輩のアイデアがたくさん形になっていくのを楽しみにしています。
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一日の仕事の流れ
8:30
出社。メールを確認。
9:00
チームミーティング。
成果報告とスケジュール確認。
10:00
製品の試作準備。
12:00
昼食。同僚と情報交換。
13:00
試作・基礎検討。
17:30
デスクワーク。データの取りまとめ。
18:30
退社。
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就職活動中は「判断」に迷うことが多いと思うのですが、自分の中でこれだけは譲れないという判断基準の軸を持つことが大切だと思います。私の場合は「食に関わる研究ができること」「勤務地」の2つでした。ADEKAはその軸にピタリとはまり、100年余りの歴史と実績のある中間素材メーカーであること、研究所が東京にあることが、入社の決め手となりました。また、アットホームで「人を育てる」社風も魅力的で、入社後も年次や役職の壁のないオープンな雰囲気と若手のうちから責任のある仕事を任せてもらえる環境に、働きやすさと自己成長を実感しています。今年から自分にも直属の後輩ができたので、そのようなADEKAの良さを伝えられたらと思っています。