先輩インタビュー

多くの知識が必要とされる研究開発。
ポリシーは「安全第一」。

プラスチックの性能を向上させたり、付加価値を付与するための新規樹脂添加剤の研究・開発業務を担当しています。ADEKAはグローバルに事業を展開しているため、新製品を開発する際、各国の規制に沿った製品開発を、と肝に銘じながら業務に取り組んでいます。中でも意識していることは安全面です。既存の製品開発とは異なり、新しいことを始める場合は安全性の確認が必須となります。あらかじめ、安全性を確かめ、危険を予知しながら「安全第一」に研究開発が行えるよう心がけています。また、私の業務は学ぶことが多く、日々勉強は欠かせません。月に一度、研究所内で行われるミーティングで、互いの研究状況を共有し、新たな知識を吸収しています。

若手でも、思いを届ければ、
責任ある仕事を任される。

メーカーは、よい製品をいかに早く世の中に送り出すか、他社と競い合ううえでもスピード感が重要です。私が所属する研究所は若い研究員も多いですが、自分の研究に対する考えや提案を上司に伝え納得してもらえれば、責任を持って仕事を任せてもらえます。もし結果が出なかった場合でも、上司とともに分析し議論を重ねアドバイスをもらいながら製品開発のスピードをアップしています。これがとてもよい経験となり、新しい発見につながることも多くやりがいを感じます。他にも、自分が携わった製品が国際的な学会で発表・評価されることもありました。チームみんなで作り上げた製品が大きな場で評価されることは嬉しいものです。

人々の生活に密着した事業展開。
グローバル企業としてのADEKA。

ADEKAはグローバルに幅広い分野で、人々の生活に密着した事業展開を行っています。そのため、各分野のノウハウを多数持っており、事業所間の交流が進み、世界中で競い合って新製品がどんどん生まれていることが強みなのではないでしょうか。世界をリードするグローバル企業として、今後は海外で活躍できる人材を育てる一方で海外留学生も積極的に採用することでさらなる成長が見込めると思います。実際に海外研修のチャンスも多く、私の研究所では半年に一度ヨーロッパへ研修に行ける制度があります。私も、将来的には海外で活躍したいという思いがあるため、研修に参加して将来海外で活躍できるベースを構築していきたいです。

世界で活躍できる、スペシャリストになるために。

将来の目標は世界で活躍できる、この道のスペシャリストになることです。そのために、現在取り組んでいることは語学の勉強です。ADEKA社内で開催している英会話セミナーに主体的に参加し語学力のレベルアップに励んでいます。今の業務はもちろん、関連する業界のことも幅広く勉強していき、近い将来、グローバルに活躍できる人材になれるよう努力していきます。