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研究開発

環境材料開発研究所

環境材料開発研究所について

カーボンニュートラル対応や環境貢献製品の開発に注力しており、ADEKAが長年培ってきた技術を活かして高機能接着剤、潤滑油添加剤、水系コーティング剤、化粧品原料、光開始剤・光硬化樹脂など幅広い研究開発に取り組んでいます。技術とノウハウを集結することで新規市場を開拓し、持続的な成長を目指します。

研究開発拠点尾久中央開発研究所久喜開発研究所、三重分室

主な研究内容

高機能接着剤

エポキシ樹脂の総合メーカーとして、エポキシ樹脂主剤、希釈剤、硬化剤等の樹脂原料の他、配合品の開発に取り組んでいます。 ADEKAが長年培ってきた変性技術や硬化技術により、モビリティ、エレクトロニクス向けの樹脂材料の研究開発に注力しています。また、自社独自の光開始剤・光硬化樹脂を用いた光硬化接着剤のラインナップも展開しています。高機能接着剤の開発で培った技術を活かし、環境分野に貢献します。



  

光開始剤・光硬化樹脂

  

光硬化のキー材料である光ラジカル重合開始剤、光カチオン重合開始剤等の開発に加え、その独自素材を用いたカチオン硬化型樹脂の研究開発に取り組んでいます。光硬化は熱硬化と比べ、硬化時間を大幅に短縮でき、硬化時のエネルギー的負荷が抑えられることからCO2発生の削減が期待できます。カップリング反応などの精密合成技術を活かした新規材料開発に加え、各種用途に対応したソリューション開発により、次世代製品に向けた技術革新への貢献を目指します。


 

水系コーティング材料

人にも環境にも優しい水系コーティング材料の研究開発に取り組んでいます。有機溶剤の使用削減に貢献する水系樹脂や、コーティングの高機能化に寄与する反応性乳化剤など、界面制御技術とノウハウを生かし、多岐にわたる用途に応じたエコフレンドリーな製品開発に注力しています。


 

化粧品原料

高い安全性と長期保存性が求められる化粧品分野において、長年培った技術力を活かし低刺激性の保湿剤や、高い弾力性を付与するゲル化剤など、独自性のある高機能な化粧品原料の研究開発に取り組んでいます。近年では業界のトレンドを意識した、天然由来製品の品種拡充を進めています。

注目製品機能付与型化粧品原料

潤滑油添加剤・船舶用燃料添加剤

カーボンニュートラルへの対応が求められる自動車やその他機械産業へ向けて、多様化する技術ニーズに対応する潤滑油添加剤の研究開発を行っています。燃費向上およびCO2排出量削減のため、国内で多くの乗用車で使用されているエンジンオイル用潤滑油添加剤は海外での需要も高まっており、地域・顧客のニーズに合わせた市場開拓を進めています。また、海運産業でも環境負荷低減が強く求められ、2020年から低硫黄燃料油が普及し始めました。この燃料の使用に伴う各種トラブルに対応可能な船舶用燃料添加剤の開発も進めています。

注目製品潤滑油添加剤

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