ADEKAの社会貢献製品
軽くて強いプラスチックで自動車の軽量化を実現
「アデカスタブ NAシリーズ」
自動車や家電、電子部品、建築材料、包装材料など、様々な用途に使われているプラスチック。このプラスチックの性能・機能の向上に不可欠なのが樹脂添加剤(核剤)です。当社で取り揃えている、様々な機能を持つ樹脂添加剤のうちの1つ「核剤/透明化剤」は、ポリプロピレン(PP)の結晶を“小さく”“細かく”“整列”させる働きを持つ樹脂添加剤です。従来に比べて少ない添加量で結晶化スピードを速めることができる技術で、加工時間削減による生産性の向上に貢献しています。また近年、自動車は燃費を向上させるため、部品のプラスチック代替など車体の軽量化が求められています。部材の剛性向上に優れた特長を持つ「アデカスタブ NA-27」は、自動車に使われるポリプロピレンにわずか0.1%添加するだけで、部材の厚みを7%削減でき、重さも約6kg軽くすることができる※高機能核剤であり、自動車の軽量化、さらには環境負荷低減に貢献しています。
※普通自動車(バンパーや内装等)1台あたり約90kgのポリプロピレンが使われており、当効果はその換算値。