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2022年

「2022日本パッケージングコンテスト」入賞のお知らせ
 ∼フラップの反発を抑える「アーチ状罫線」∼

2022年09月07日

 ADEKAは、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2022日本パッケージングコンテスト」において、「輸送包装部門賞」を受賞しました。
 なお、王子コンテナー株式会社様と共同出品しています。

 今回の受賞は、外装用段ボール箱のフラップの反発を抑え、テープ封緘で隙間ができない外装箱を開発したものです。
 従来、強度のある材質を使った0201形のフラップの反発を抑える方法として、フラップ罫線を段違いにしていました。段差を付けた罫線の場合の製法は、全抜き加工としなければならず、通常の0201形の製造よりも1工程多くなり、コストアップとなっていました。そこで、外フラップに円弧状の罫線を追加し、外フラップの反発力を低減させ、内フラップの罫線下にも罫線を追加し、フラップを重なりやすくしました。この結果、0201形と同じ工程で製造でき、段ボール使用量を約6%削減可能としました。また、温室効果ガス排出量の削減効果は、約20,000kg-CO2/年(当社の外装用段ボール箱使用量をもとに算定)となります。
 当社では、業務用ホイップクリーム用段ボールに採用しています。

外装用段ボール箱


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注)0201型;0201型は世界的に最も多用されており、  外装用段ボールを代表する形式です。
 全フラップが同一の長さで、長い面のフラップが突合わせになっているのが特徴です。


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