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2023年

「第36回 独創性を拓く 先端技術大賞」授賞式にて経済産業大臣賞を授受

2023年07月25日

 当社 環境・エネルギー材料研究所の撹上 健二と矢野 亨が、2023年7月20日に明治記念館で行われた「第36回 独創性を拓く 先端技術大賞」授賞式において、「経済産業大臣賞」(最優秀賞)を受賞しました。
 ADEKAは今後も、SPAN(開発品:アデカアメランサ SAM シリーズ)をはじめとする二次電池材料の用途開発を推し進め、次世代/革新二次電池の早期実用化に挑戦するとともに、持続可能な社会に貢献してまいります。


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受賞者:撹上(中央右)、矢野(中央左)
※産経新聞社提供

受賞喜びの声

 この度は伝統ある「独創性を拓く 先端技術大賞」の第36回表彰におきまして、社会人部門 最優秀賞の経済産業大臣賞に御選出頂き、大変光栄に存じます。
 ADEKAグループでは、「2050年:カーボンニュートラルの実現」ならびに「持続可能な社会への貢献」を目指した取り組みを多角的に進めており、その一つが本受賞対象となりました次世代二次電池用「メタルフリー硫黄系正極材料SPAN」の開発であります。本材料は、豊かなくらしをもたらすエネルギー革命へと繋がるキーマテリアルになる可能性を秘めていると考えており、持続可能な社会の実現に向けた社会的課題解決への貢献に向けて関係者一丸となって開発を進めております。巨大な二次電池産業に対してブレークスルーを狙う非常に挑戦的な開発テーマであり、時に不安を感じることもある中で名誉ある本賞を頂けましたことは、嬉しさはもちろんのこと大きな自信にもなりました。技術と信頼をベースに本材料の社会実装を成し遂げ、本表彰制度が掲げておられます「科学技術創造立国」の実現の一端を担うことを目標に、引き続き開発を推し進める所存です。
 また本成果は、日本の研究機関や大学、電池メーカー、材料メーカー、装置メーカーなどに在籍される、数多くの技術者との交流を基盤として創造することができました。そして次世代二次電池の実用化には幅広い先端技術の集約が不可欠であり、弊社はイノベーションを加速するためのプラットフォームを描いております。本賞受賞は弊社の材料・技術・挑戦を広く知って頂く最良の機会となり、間違いなく次世代二次電池の社会実装に向けた重要な一歩となったことに、心が躍っております。この頂きましたチャンスを活かして社会に貢献できるよう全力で取り組んで参ります。
 最後に、この栄誉ある賞を受賞できましたのは、受賞者だけの力ではなく、これまで当該開発を支えてくださいました多くの方々のおかげであります。この場を借りて御礼申し上げます。

参考リンク

「第36回 独創性を拓く 先端技術大賞」経済産業大臣賞を受賞(2023年6月16日 お知らせ)

受賞内容紹介(先端技術大賞ホームページ)

受賞論文(先端技術大賞ホームページ)

      

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