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2022年

プラントベースフードブランド「デリプランツ」を展開 
∼「おいしいプラントベースフード」を食卓のあたり前に∼

2022年03月25日

 ADEKAの食品事業「RISU BRAND」は、"おいしさ"と"使いやすさ"にこだわった、プラントベースフードの新ブランド「デリプランツ(Deli-PLANTS)」 シリーズを業務用市場に展開します。 第一弾として、既存のプラントベースフード(以下、PBF)の常識を覆す"おいしさ"を持つ4製品(高濃度オーツミルク、チーズクリーム、ホイップクリーム、マーガリン)を4月1日から順次販売いたします。

 ADEKAは、「デリプランツ」シリーズによって、世界の食卓に「おいしいPBF」という新しい選択肢を増やし、食のサスティナビリティを実現していくとともに、 PBFを食品事業変革の中核に位置付け、2030年度にPBF分野の売上高100億円以上を目指してまいります。

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※ 当社では、原材料および食品添加物に動物性原料を直接配合していない製品を「プラントベース」と表記しています。

背景・課題

 現在、環境配慮や健康志向を背景にPBFへの関心が高まっており、世界全体でみるとPBF市場は2030年に2020年対比5.4倍の1,600億ドル(約18.5兆円)規模になると言われています。
 日本国内においてもエシカル消費への関心や健康志向の高まりから、PBF市場は拡がりをみせています。しかしながら、消費者にとっては"おいしさ"が物足りないこと、食品メーカーにとっては "おいしく" "使いやすい"業務用材料が少ないことから日常の食卓に浸透するまでには至っていません。 "おいしさ"と"使いやすさ"が、PBF普及拡大にあたり最大のハードルとなっています。
※ 出典:Bloomberg Intelligence, OECD FAO agricultural Outlook 2021-2030,GFI 2020 State of the Indutry report

「デリプランツ」シリーズのコンセプト

 デリプランツ(Deli-PLANTS)は、「おいしい(Delicious)」と「植物(Plants)」を組み合わせた造語です。高品質な植物性原料や独自の風味技術によって、従来のPBFのイメージを一新する"おいしさ"を実現しました。そのままでも"おいしく"、そして従来のPBFで必要であった調理時の手間も必要なく、より"おいしいPBF"メニューを提供いただけます。
 一方で、低コレステロール(乳製品対比9割超カット)、豊富な食物繊維(濃縮オーツミルク)など、PBFならではの健康メリットはそのままです。加えて、原料として一部使用されるパーム油はRSPO認証パーム油を用いるなど、原料面のサスティナビリティにも配慮しています。
 ADEKAグループでは、2030年:SDGsの達成と、2050年:カーボンニュートラルの実現を目指しています。当社の強みである"おいしさ"の追求と食品業界を取り巻く課題解決に貢献する 技術で、「おいしいPBF」を食卓のあたり前にしたい。環境負荷低減はもとより、健康で安心・安全な食生活の実現に貢献したい。このような想いで市場投入に至りました。
※ 持続可能なパーム油のための円卓会議

今後の展開

 4月1日から4製品(高濃度オーツミルク、チーズクリーム、ホイップクリーム、マーガリン)を順次販売します。さらに2022年度期中には、第二弾製品の発売を計画しています。
 外食・中食市場をメインターゲットに、レシピ開発やトータルソリューションのご提案を通じて、お客様とともに「おいしいPBF」という新しい価値を創出してまいります。
 「デリプランツ」シリーズは、日本国内での販売を皮切りに、海外市場での展開も計画しています。アジア地域に加え、将来的には欧米での展開も視野に入れ、 各国の食文化や嗜好性に配慮した日本発の 「おいしいPBF」ブランドとして育成し、事業拡大を図ってまいります。

「デリプランツ」シリーズのラインナップ

(1) デリプランツ オーツコンク:高濃度オーツミルク
(2) デリプランツ チーズ(クリーミー):プラントベース チーズクリーム
(3) デリプランツ ホイップ:プラントベース ホイップクリーム
(4) デリプランツ マーガリン:プラントベース マーガリン


 製品概要などの詳細は、PDFファイルをご参照ください。

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