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「お客様発信」と
「ADEKA発信」の2つの業務。私のミッションは、「お客様発信」と「ADEKA発信」の2つに分かれています。「お客様発信」は、お客様から、こういう製品を作ってほしいという要望にお応えするものです。「ADEKA発信」は、例えば自分たちでマーガリンなどの製品設計をして、自分たちが作った素材を使ってお菓子などを作り、営業と一緒に営業活動をするというものです。製品設計から応用品の作製、さらにはお菓子メーカーの方々(ユーザー)への提案まで、すべて行うところが、私の職務の特徴と言えます。もちろん営業もつきますし、設計の段階で配合が決まれば、実際に工場で作製していいかどうか、社内の各部署でチェックをしてもらいます。職務上、特に気を付けている点はスケジュール管理です。「お客様発信」の場合、依頼を受けたらできる限りスピーディに提出しないと、納入の可能性が無くなることもあります。優先順位をうまく考えてスケジュールを組むよう努めています。
最終商品が店頭に並んだ時の喜び。
皆で助け合って成長していくADEKA。開発業務の難しさは、各ユーザーの担当者が一人しかいないので、担当ユーザー向けの新しい製品を設計する際は、自分の製品設計能力によって、納入の可否が決定してしまうことです。逆にこの仕事の面白さは、自分が設計した製品が採用になり、その製品を使用したお菓子が店頭などに並んだ時です。何もないゼロからすべてに関わってきたわけですから、その時の達成感はひとしおで、「やったー!」と嬉しくなります。ADEKAで働くことの魅力は、素材メーカーなので、いろいろな最終商品(私の場合は流通菓子)に関わることができることです。そして、困ったときには先輩や上司に相談すれば、いろいろな助言がもらえることだと思います。社内同士でライバル視することもなく、隣の人と成績を争うこともありません。それよりもお互いに助け合って、色々な知識を共有し合い、皆で成長していこうという雰囲気がADEKA全体にあります。
ユーザーの「作りたい!」をサポート。
勉強熱心な先輩方の姿勢を受け継ぎたい。ADEKAは、ユーザーが「作りたい!」と思った商品を作るための材料を提供しています。コンビニなどで入手できる流通菓子は、生産にあたっての原材料コストや既存工場ラインで製造できるかなどの制約が多く、ユーザーが作りたいと思ったものをすべて形にできるわけではありません。その中にあってADEKAは、ユーザーの要望にあった油脂製品を個々に設計することで、お菓子の新商品やリニューアルに寄与していると思います。また、勉強熱心で知識豊富な方が多いのもADEKAの特徴です。分からないことを質問した際には、必ずといってよいほど、しっかりとした回答が返ってきます。そのような上司や先輩方のもとで仕事をすることは、私自身にとってよい刺激であり、社会人になっても継続して学ぶことの大切さを実感させてくれます。私もこの姿勢を受け継ぎ、常に新しい知識や情報を取得し、分からないことは調べて周辺情報の収集も行うという後ろ姿を後輩に見せられるよう努力していきたいと思っています。
ADEKA発信の製菓用油脂を開発したい。
短期的な目標は、現在の課題を一つずつクリアし、個別ユーザーの納入増を目指すことです。大きな夢は、お客様から「ADEKAの製品でなければダメなんだ!」と言われるような、ADEKA発信の製菓用油脂を開発したいと思っています。
明るく前向きな性格。
今後は中心となって業務の遂行を。開発員として自分の意見をしっかり主張しており、明るく前向きな性格で協調性もあります。仕事の段取りも上手く、着実に業務を進めています。チーム全体の業務にも気を配り、周囲のフォローも積極的に行っています。今後は、今まで以上に自分が中心となって他部署との連携を図り、業務を着実に進めてほしいと思います。
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一日の仕事の流れ
[社内業務の日]
8:40
出社後、メール確認。
9:00
社内会議。
11:00
試作の準備。
12:00
社内食堂で先輩と昼食。
13:00
ショートニングや菓子の試作、来客対応、
データまとめ、後片付け、会議資料作成。
19:30
退社。
[ユーザー訪問の日]
8:40
出社後、メール確認。
9:00
出張準備(提案品の準備、上司による資料の
チェックと修正)。
11:30
営業と出発。
14:00
お客様と商談。
16:30
上司に商談報告。
17:15
退社。
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私は院卒でしたので、就活の際、学生時代に何を学んでいたかということが、厳しく見られていたと思います。大学院ともなれば、それなりの研究をしているのですから、自分の考えでこういう研究をしてこう構築し、考察はこうだと説明できることが大切です。面接の際はそういうことも聞かれますが、毎日きちんと考えて研究していれば、何かしらをしっかり答えられると思いますので、日々の学業に励んでほしいと思います。私がADEKAに入社しようと思った決め手は、やりたい仕事が合致していたと同時に、採用担当や面接官の方々の雰囲気が当時の採用HPに掲載されていた社員の方々の感想と一致しており、温かい雰囲気だったことです。入社後も先輩方のアドバイスやフォローが厚く、何度も感激したことがあります。ADEKAで働いて数年になりますが、上司や先輩の方々に親身になって相談に乗ってもらえる、働きやすい職場だと自信を持って言えます。