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技術をサポートする生産技術管理。
安全、安心を届ける品質管理・品質保証。私は、マレーシアの地でマーガリン・ショートニングの製造における生産技術管理、品質管理・品質保証を行っています。生産技術管理は製造の技術的なサポートが主な仕事です。生産工程で発生する様々なトラブルを分析し対策を考えたり、生産性向上のための施策立案などを行っています。一方品質管理・品質保証は、最終製品の分析と保証が主な業務となります。最終製品に至るまでの原料の検査はもちろん、生産工程・生産従事者の衛生管理を行い、お客様に提供する製品が安全で安心なものなのか、規格に合っているのかを確認するとても重要な業務です。業務の性質上、間違った情報を伝えてしまうと不良品となる場合もあるので、現地のスタッフに正確な情報伝達が行えるよう心がけています。
未知の課題に立ち向かい解決するやりがい。
国ごとに異なる法規に立ち向かう。私の仕事を一言で表現すると、未知の課題に対して原因を追究し解決することです。時には非常に時間がかかり、原因がわからないこともあります。しかし、諦めずに立ち向かっていき、解決した時は達成感、やりがいを感じる瞬間でもあります。その反面、難しい仕事もあります。例えば、新しい国へ製品を輸出する場合、その国の食品法規に則らなければなりません。国ごとに食品法規は異なるため、事前に正しい食品表示方法を確認する必要があります。現在は10か国ほどに製品を輸出しているので、その分だけ各部署と法規の確認を取らなくてはなりません。日本国内であれば一つの法規を理解するだけで済みますが、複数の国の法規を理解し製品を管理するのは非常に手間がかかり神経も使います。
食文化を通じて東南アジア市場に
安心・安全な製品を提供する使命を背負って。先日マレーシアで食事をしていると、ふと厨房のADEKA製品が目に入りました。この瞬間、アジアの食生活の一端を自社製品が担えていることを実感し大変誇りに思うことができました。私が考えるADEKAの使命は、食文化を通じアジアに安心で安全な製品を提供することです。これはADEKAが世の中に与える価値であるとも考えています。現在は、インドネシア・シンガポール・タイといった国へ製品を輸出していますが、主要ユーザーには既に日系企業の競合他社製品が納入されているケースが多く、シェアを拡大するためには大きな障壁があります。今後、東南アジアにおいて先駆者となるためには、先の市場を見るマーケティング力と、先行して市場を切り開く開拓力が必要になると考えています。
新たな国に赴任して、
様々な経験をしていきたい。楽しく仕事がしたいですね。人間考え込んでしまうとみんな辛くなってしまいますので、明るく楽しく仕事をしながら、どんな困難にも立ち向かっていきたいです。また、新しい国で働く機会があれば真っ先に手を上げチャレンジしてみたいです。アフリカでも南米でも構いませんので、新しい地に赴任して様々な経験をしていきたいと思っています。
元ラガーマンらしい振る舞いは、心強い存在です。
異国の環境下でもうまく溶け込むことができ、友好的なので周りから好感を持たれています。学生時代はラガーマンだったこともあり、自分の中にしっかりとした軸を持っている芯の強いタイプです。どんな無理難題にも慌てることなく、顔色一つ変えずに立ち振舞う姿を見ていると大変心強いです。
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一日の仕事の流れ
8:00
出社。当日の作業・仕事の内容を確認。
8:45
製造ミーティング(前日の報告・当日の仕事
内容の確認)。
9:15
前日までの仕事の進捗確認と新規依頼の指示。
10:00
工場内見回り(全工程を見回り)。
11:00
新製品のコスト計算。
12:00
昼食。
13:00
研究・開発へテストの製造記録を
まとめてメールを送信。
14:00
新規分析方法の結果の考察。
15:00
製造課メンバーと新製品の打ち合わせ。
16:00
製品規格書の作成。
17:00
各種製造・検査の記録の確認と
2日後の製造指示書の確認。
19:00
帰宅。
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就職活動で大切なことは、自分のビジョンを明確に持ちながらその会社のことをよく知ることだと思います。私も就職活動をしている時は正直どの会社に就職したいのか迷っており、そのまま選考に臨むと自分の言いたいことを正しく伝えることができなかったりしました。しかし、ADEKAの選考は違いました。担当してくださった人事の方の人柄がよく、面接では不思議とよい雰囲気で臨むことができ、リラックスして自分の思いを伝えることができました。その結果、内定をいただけて入社することを決意しました。会社の雰囲気を知るためには、会社の方と話す機会を増やすことが一番の近道だと思います。皆さんも自分に合った会社に巡り会えるよう、頑張ってください。