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研究開発

情報化学品開発研究所

情報化学品開発研究所について

“アデカアークルズ”シリーズを展開する情報化学品開発研究所は、次世代を担う情報機器関連の感光性材料や、光硬化樹脂など、時代の最先端をいく高度な技術に対応する研究所です。独自の有機合成技術や高純度化技術、配合技術、評価技術を駆使し、情報化社会を支える先端技術に貢献します。

主な研究内容

光開始剤

高感度、高信頼性を追求するオキシム系ラジカル重合開始剤の研究開発の他、ppbオーダーの金属不純物制御技術を駆使し、微細化や高密度実装へ寄与する半導体向け光酸発生剤、光塩基発生剤の研究開発を推進しています。カップリング反応などの精密合成技術を活かした新規材料開発に加え、各種用途に対応したソリューション開発により、次世代製品に向けた技術革新への貢献を目指します。

注目製品光重合開始剤

光硬化樹脂

光(紫外線)照射で、液状から瞬時に固められるカチオン硬化型樹脂材料を開発しています。熱硬化と比べ、硬化時のエネルギー的負荷が抑えられることからCO2発生の削減が期待できます。近年は、5Gの「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」に対応するため、独自素材の開発に加え、素材の強みを活かせる配合技術の更なる強化に注力、また、水を溶剤に使用した人と環境に優しい水溶性UV硬化材料の研究開発にも取り組んでいます。印刷やコーティング向けはもとより、電⼦材料やディスプレイ向けをはじめとするあらゆる分野でのニーズにお応えする製品を開発し、⼈・環境への負荷低減に貢献してまいります。


注目製品光硬化樹脂

リリース
低 VOC を実現!⼈・環境に優しい「⽔溶性 UV 硬化材料」を開発


ディスプレイ用材料

液晶テレビやスマートフォンなどのディスプレイ向けに、フィルムのハードコート(表面高硬度付与剤)や接着剤、光学部材形成材料、カラーフィルター用レジスト材料など、ADEKAの光材料が幅広く利用されています。注力している偏光板用UV接着剤では、TAC、PMMA、COP、PETなどのあらゆるフィルムに対応できる技術を有します。その他、独自の有機合成技術や高純度化技術、配合技術らを駆使し、ディスプレイの薄型化や高精細化、高輝度化などを追求しています。

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