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  2004年度の生産量は前年比較で3.7%減少しました。化学品の製造品種転換が数量減に大きく影響しましたが、他工場はいずれも4〜20%の生産量が増加しており、産業廃棄物発生量は11%増加しました。外部委託処理量も16%増加しましたが、最終埋立量は39%減少することができました。
  なお、集計範囲は2004年(2003年度実績)版よりグループ企業9社を含めています。

目標値

  (1) 2010年に最終埋め立て量をゼロにする。

  (2) 2010年までに外部委託先での再資源化率を1990年の1.5倍(76%)とする。

結果

  (1) 最終埋立量782t(対前年499t減)

評価

  (2) 再資源化率61%

  《廃棄物発生量集計値の変更》
廃棄物のうち排水汚泥発生量は2003年度実績集計まで脱水前の数値を使用していましたが、2004年度実績集計から国の指針に基づき、脱水後のスラッジ*量に変更します。このため、昨年までの報告値に比し半分以下の値になります。(2003年度報告値77,899tの新集計法補正値は34,340t)。本レポートの対前年比較は補正値との比較で行っています。

*スラッジ:固体粒子と液体(水など)が混合した汚泥のこと。ここでは廃水を生物的、化学的に処理した後、濾過した残渣のことを指します。

1. 発生抑制

  産業廃棄物の発生量は、38,043tで対前年比10.8%(3,704t)増加しました。増加の主な要因は、廃アルカリ・廃酸が増大したためです。富士工場は生産量は9%増大しましたが、副生成物の有価物化により発生量は400t減少しました。千葉工場は生産量は4%増大しましたが、発生量は1%増におさえました。

2004年度産業廃棄物の発生と処理の概要

2. 減量化

廃棄物発生量と外部処理委託量推移  発生量の59%分(22,468t)を自社処理で減量し、41%分(15,575t)を産業廃棄物として外部委託処理しました。三重工場で増加した廃アルカリの処理方法の改善やその一部を相馬工場で焼却処分する等の努力をしましたが、前年度と比較して発生量は3,704t(11%)増加し、外部委託処理量は2,133t(16%)増加しました。

再資源化指数3. 再資源化

  9,500tを土壌改良剤、セメント、路盤材および熱量として再資源化することで有効利用しました。これは外部委託処理量15,575tの61%になります。
  基準年度(1990年度再資源化率を指数100とする)に対する指数は120でした。

最終埋立量と最終埋立指数4. 最終埋立量

  最終埋立量は782tで、前年度の1,281tに比し499t減(39%)と大幅に減少することができました。富士工場の264t減少(96%)、千葉工場の53t減少(64%)、鹿島工場の43t減少(65%)をはじめ、全事業所で減少しました。有価物への利用、廃棄物の有効利用委託先へのシフトが進んだことと、トラブルによる一過性の増加がなかったためです。1990年を100とした最終埋立指数は21となり、5分の1に減少しました。最終埋立量は2010年ゼロを目標にしており、より環境に負担をかけない処分方法、処分先の開発を継続して行っていきます。

5. ゼロエミッションへの挑戦(旭電化)

ゼロエミッション  旭電化のゼロエミッションの定義は「最終埋立量が外部委託処理量の1%未満になること」です。2004年度は鹿島工場が廃白土を肥料の発酵促進剤として有価物化するなど廃棄物削減、最終埋立量低減の努力が実り、ゼロエミッションを達成しました。2003年度にゼロエミッションを達成した相馬工場は2004年度もゼロエミッションを継続し、旭電化6工場のうち、2工場がゼロエミッションを達成しました。旭電化6工場のゼロエミッション値は5.1%で、2000年度に10%以下になってからずっと8〜9%台で足踏み状態であったのを大きく改善しました。

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