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CSR

特集1

⼈と環境に配慮したADEKAの化学品
はじめから、化学品の素材メーカーとして取り組んできたこと

 ADEKAは化学分野の素材メーカーとして、⼈々のくらしを便利に豊かにする製品を提供する⼀⽅、⼈や環境に配慮した製品開発にこだわることで、社会の持続的な発展に貢献していきたいと考えています。ここでは、環境負荷や⽣活リスクの低減に貢献する当社の化学製品として「有害重⾦属フリー安定剤」と「⽔系エポキシ樹脂」をご紹介します。

01 樹脂添加剤グローバルで進む化学物質規制にいち早く適合

有害重⾦属フリー安定剤「アデカスタブ」シリーズ

塩ビ樹脂製品に「安⼼・安全」を

 安定剤は、塩化ビニル樹脂(塩ビ樹脂)の耐久性や成形時の加⼯性を⾼める添加剤です。安定剤の主成分である⾦属塩には、さまざまな種類がありますが、近年、環境に負荷を与える鉛やスズ等の有害重⾦属を含む安定剤の使⽤を規制する動きが世界的に強まっています。これらの安定剤は従来から使⽤されており、安価で性能⾯も優れていますが、埋⽴や焼却処分されたときに重⾦属が河川や⼟壌、⼤気に漏出し、環境汚染の要因となるほか、体内へ過度に蓄積されることによって⾝体に悪影響を及ぼすリスクもあります。

世界に拡がる「アデカスタブ」シリーズ

 ADEKAが安定剤事業を⽴ち上げたのは⾼度成⻑期まっただ中の1962年のこと。その当初から、「⼈体に無害で環境にやさしい」をコンセプトに研究開発を続け、塩ビ樹脂製品の⾼機能化と安⼼・安全を追求してきました。現在、ADEKAの技術は広く世界に認められ、12の国と地域で「アデカスタブ」シリーズのブランドで販売しています。今後もADEKAは環境に配慮した安定剤の研究開発を深化させるとともに、有害重⾦属を⽤いない安定剤を世界に広め、地球環境の保全に貢献していきます。

塩ビ樹脂の用途
塩ビ樹脂の用途

VOICE
東南アジアのくらしのまわりを
“有害重⾦属フリー”に

ADEKA FINE CHEMICAL (THAILAND)CO.,LTD.
代表取締役社⻑
⽊村 浩史

 有害重⾦属フリー安定剤は東南アジアでも⾃動⾞⽤ワイヤーハーネスなどに多く使⽤されており、当社の販売先もタイだけでなく、周辺国へと販売を拡⼤しています。⼀⽅で、東南アジアには建築材料や⽔道管などの硬質塩ビなどに、未だ多くの鉛系安定剤が使⽤されているのが現状です。現在、タイを含む東南アジア域内ではこの使⽤を禁⽌する法制化が検討されており、有害重⾦属フリー安定剤の需要はさらに拡⼤すると⾒込んでいます。これに応えるため、当社は昨年、安定剤の中間原料製造設備を増強し、⽣産体制を強化しました。販売⾯でもお客様のニーズを満たす“カスタマイズ⼒”とADEKAグループのグローバルネットワークを駆使した“機動⼒”を武器に、さらなる事業拡⼤を⽬指します。

02 機能性樹脂有機溶剤の少ないクリーンな製品

⽔系エポキシ樹脂「アデカレジン」シリーズ

世界的なVOC排出規制に対応

 水系エポキシ樹脂は、「エポキシ樹脂を、水に分散させた樹脂」のことで、主に塗料や接着剤の原料として使われています。塗料には大きく分けて、水を主成分とする水性塗料と、トルエン、キシレンといった有機溶剤から成る塗料があります。当社の水系エポキシ樹脂を使用した水性塗料は、大気中に揮発する成分が水であり、溶剤系塗料特有の鼻をつく臭いがありません。また、シックハウス症候群の原因の一つとなる揮発性有機化合物(VOC)が少ないことから、人にも環境にもやさしい製品として溶剤系塗料からの代替が進んでいます。

水系エポキシ樹脂でクリーンな社会へ

 ADEKAは1980年代から水系エポキシ樹脂の開発を始めました。水に樹脂を均一に分散させる点に技術的な難しさがありましたが、長年にわたるエポキシ変性技術や乳化技術を駆使することで、有機溶剤を使用した樹脂の性能を保持しつつ、防錆性、柔軟性、耐候性に優れる水系エポキシ樹脂を開発し、国内外の塗料・接着剤メーカーなどのお客様に提供しています。今後もVOC排出削減に貢献する技術とお客様へのテクニカルサービスを充実させ、製品による環境負荷低減に貢献していきます。

  • 溶剤系塗料と水性塗料の違い
    溶剤系塗料と水性塗料の違い
  • 水性塗料と溶剤系塗料の比較
    水性塗料と溶剤系塗料の比較


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